自民党総裁選(28日投開票)に、谷垣禎一・元財務相、河野太郎・元法務副大臣、西村康稔・前外務政務官の3氏が立候補。
19日には、東京・内幸町の日本記者クラブで公開討論会が開かれ、本日の各紙でその模様が取り上げられている。
こちら明石・淡路選出の西村さんが、いよいよ、表舞台に躍り出た。
兵庫県でただ一人、自民党議席を死守。甘いマスクと人なつっこい笑顔で、地元女性陣には圧倒的な人気を誇る。
もちろん、灘高、東大、旧通産省と、エリートの王道を歩み、頭の良さは抜群。政策通であり、各方面に人脈もあり、実行力もある。ぶれることのない信念もある。
「若手のリーダーとして、古い自民党体質を内部から変える!」と意気込んでいた西村さんだったから、ここでコトをおこさないはずはないだろうと期待していただけに、今回の立候補には地元民としてエールを送りたい。
衆院初挑戦で、当選に及ばなかった浪人時代、西村さんからはいろいろな話を聞いたことがある。
官僚時代、「あとは大臣の政治力でお願いしたい」と頭を下げにいったとき、「まあ、あとは、君たち官僚でうまくやってくれ」と決断を避けた優柔不断な大臣を目の前に、「政治家になろう。決断できる政治家になろう」と決意したという話。
「若手の政策を聞いてほしい」と、自民党幹部につめよったとき、「当選回数を重ね、足下をかためることが先決」と諭されたという話。
エリート街道を歩んできた西村さんにとって、浪人時代がよほどこたえたのか、今回の選挙では圧倒的勝利が間違いなかったにもかかわらず、手綱を緩めることなく、「どぶ板」選挙をしていたのが印象的だ。
PTAや子育て中の若いママさんと小集会を重ね、一方で、経済界の重鎮から、若手までと懇談をする。農業者、漁業者とも関係が深い。
ところが西村さん、大勢の前での演説は、はっきり申し上げて、本来の会話力からするとやや苦手のようだ。
人前で話をするときは、どうやってこの話題をかみ砕いて語れば相手に伝わるだろうか、分かりやすいだろうか、ということを考えすぎてしまうところがる。
ま、そのあたりがとても人間くさい魅力ではあるのだが、、、

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