スポーツで全国大会常連校の10年間に及ぶ記録写真とビデオを編集しています。
入部したときの幼い顔が、先輩たちの試合の応援に行き、練習を重ねるうちに、どんどん変化していきます。
背筋もきちんとのびて姿勢が良くなり、目つきが鋭くなっていきます。
1年生大会の時から常勝のスーパースターぞろいの学年もあれば、予選突破すらできない学年もあります。
先生、保護者、OBなど、取り巻く多くの人たちが、子どもたちのがんばりを支えます。
常勝チームも、全く勝つことのできないスランプを迎え、泣き顔の写真ばかりが並ぶページがあります。
負けてばっかりのチームが、ある時の優勝経験をきっかけに、一気に波に乗り、力をつけていくこともあります。
3年間の努力は、すべて、その日のため。
3年最後の夏に迎える「総体」。
連戦連勝のチームが最後の最後の県総体で沈む一瞬。
期待されていなかったチームが、驚異の粘りで全国切符をつかみ取る瞬間。
どの年も楽勝なんていう試合はありません。
全国切符をつかみ取るチームと、するりと逃してしまうチームと。
歓喜の涙を流すチームと、天を仰いで肩を落とすチームと。
実力にどれほどの差があるというのでしょうか。
でもこれだけは言えそうです。
全国常連校の強みは、先輩の悔しさが、後輩へ力となって受けつがれていくこと。
パワーがたまったとき、間違いなく、神懸かり的な実力を発揮しているのです。
ことしも、まもなく、全国大会が始まります。
そして、来年こそはと全国をねらうチームは、すでに新チームがスタートして
いるのです。

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