神奈川県教委と日本IBMは、生きた心地がしないのではないだろうか。
県立高全11万人の情報流出 神奈川、口座変更を依頼へ
http://www.asahi.com/national/update/0108/TKY200901080246.html
神奈川県立高校の06年度の全在校生約11万人分の個人情報がインターネット上に流出したと8日、同県教育委員会が発表した。流出したのは、全生徒の住所、氏名、電話番号、授業料の振替口座など。
口座番号に勝手にお金が振り込まれて、1ヶ月後に「利子、はらわんかい!」なんて事件になったらどうすんのかな。
「今のところ、被害はでていない」らしいけれど、悪用の方法はいくらでもあるだろう。
これまた、ファイル共有ソフト「Winny」のウイルス感染によるものだが、いつもこういう事件で思うことは、「再委託先の社員がデータを家に持ち帰り・・」というパターン。
県教委としては、日本IBMという超優良企業に委託しているつもりでも、データ入力やシステム設計の段階になると、小さい会社が再委託先になる。これまた、再委託して、結局は、隣の家の兄ちゃんが、こたつでミカンを食べながらしこしこ入力している、なんてことも、想像できなくもない。
情報の流出とは、結局のところ、「人」が絡む限り、防ぐことができないという現実。
この問題、昨年11月13日に「2000人分流出」と、小出し発表をしている。
もっとさかのぼれば、「セキュリティ関連部門の社員が9月12日、インターネット掲示板で、生徒らの個人情報流出の情報を確認。」とある。その後、報道発表せずに、関係者と監視を続けていたようだ。
報道によって、流出ファイルの存在が知られることによる「二次被害」を防ぐために、きっと、さまざまな対応をしてきたのだろう。一応の、対応が終わったので、「結局は11万人もの流出があったんですよ」と発表したのだろうか。
神奈川県教委は、土日も開庁し、9時から20時まで相談窓口を設けた。
同じく、日本IBMも(あたりまえだ!!)
「遠い神奈川の事件」と見過ごさずに、行政としては、その前後に、企業や県教委がどういう対応をとったのかを、学んでおくべきだとおもう。
どの町にもおこりうることなのだから。
もっといえば、今、私の情報がどこかで漏れていても、知らないのは私だけかもしれないのだ。

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