土曜の朝に家の電話が鳴った。
いやな予感。
電話の主は、大学時代のアーチェリー部の同級生だった。
「・・・・・」
名前を名乗った後、しばらくの沈黙。
知り合いの身に何かが起きたに違いない。誰だろう。
「いい話の電話やないねん」
やはり。
電話口でぽつり。
「○○が、きのう亡くなった」
「うっ。」
---
聞けば、単身赴任先で心筋梗塞(こうそく)。出社しないことを不思議におもった上司が訪ねたところすでに亡くなっていたのだという。
とても優しいカレだった。
学生時代の4年間、ほとんど、部室とアーチェリーレンジで過ごした仲間の一人だ。春も夏も合宿に出かけ、先輩にしごかれ、しかられたときは、私たち女子部をかばってくれた、そんなカレだった。
思い出されるのは、物静かに弓の手入れをしている姿。
子どもが3人、下の子はまだ小さい。
ご家族のことをおもうと切ない。
合掌

コメントする