明石市議会 本会議場。
いつもは閑散とした記者席が、カメラとビデオカメラで埋まっている。
午前10時。
議場は、異様な緊張感で覆われていた。
開会を伝えるベル。
12月議会に上程された議案が、起立採決によって、淡々と採決されていく。
カメラの放列がねらっているのは、「議案第111号」。山根議員ほか4人提出の修正動議と、佐々木議員ほか9人提出の修正動議に対する採決。
本採決だけは、未記名投票によって行われた。
無記名投票とは、配布された投票用紙に、「賛成」「反対」だけを書き、投票箱に投票する方法。
起立採決と異なり、誰が、どちらに投票したのかはわからないしくみ。
議場閉鎖=議場出口に鍵をかける、が行われ、投票箱の中に何も入っていないことが確認される。
その後、賛成、反対票を、各議員が時計回りでまわりながら、順番に投票していく。
(国会でよく放映されるのと同じ)
投票後、票が当局の3者によって確認され、続いて立会人の3人の議員が確認し、結果が議長から読み上げられる。
まず、退職金を無支給とする修正動議の採決。
賛成6,反対24 否決
続いて、492万円に減額とする修正動議の採決。
緊張がいっそう高まっていく。
市長が顔を上げるたびに、一斉にたかれるカメラのフラッシュ。
投票用紙が配られ、各議員が、賛成・反対を書き込んでいく。
議場には、紙の擦れ合う音だけしか聞こえない静寂。
賛成・反対のどちらを書き込んだのかを、互いに確認しあう議員も。
さきほどと同じ要領で、各議員が順次、投票をしていく。
開票、票の確認。
まず、3人の立会人に結果が報告される。
にやりとする議員、厳しい顔つきになる議員。
賛成16,反対14。よって、可決。
結果を伝えるためか、何人かの記者が記者席から退出していった。
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これで一連の「退職金問題」は一応の決着をみた。
北口市長が、議会答弁において「我を失って発言した」「退職金は受け取るつもりはない」問題。
まさに舌禍事件ともいえる。
今回は、議会が「明石市民の名誉のために」修正動議をかけたが、これまでも、「我を失って発言した」ことは無かったとはいえないし、これからも、あってはならない。
議会が、そのくさびをきっちり打てたことが、とても大きな意義を持つのではないかと思っている。
これで、混乱に一応のけりをつけたわけだから、新年度予算はじめ、山積する難題に真剣に取り組んでいただきたい。
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この様子は、MBSニュースがウェブに配信されていますので、リンクを張っておきます。
退職金返上宣言から一転 明石市長の退職金、いかに... http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE081219184000190637.shtml

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