「ごめんなさい」の代償(1)明石市特別職退職金問題

まずは、こちらを見て欲しい。昨日行われた明石市議会12月議会一般質問。退職金問題について答弁する明石市長だ。涙ながらに議会発言を取り消す陳謝シーン。

(下記映像は残念ながら、議会の申し出により配信がストップしました。もう少ししたら、明石市議会の公式ホームページにアップされますので、そちらで見てください)

現在、明石市議会のウエブページから配信されています。


「明石市議会インターネット中継」
http://www.kensakusystem.jp/akashi-vod/index.html

「録画配信」のボタン(ビデオテープの絵)をクリック

→左サイドバーの「12月定例議会」クリック

→左サイドバーの「第2日12月10日」クリック

→右サイドバー「井藤圭湍議員の再生ボタン」クリック

→映像が映ります。市長答弁は約30分後からです。

神戸新聞web
明石市長、市会でも陳謝 退職金受け取りで
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001608559.shtml

毎日新聞
明石市議会:退職金凍結解除で追及 市長陳謝「受け取りたい」 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20081211ddlk28010330000c.html

そもそも、平成18年12月議会で、市長自ら、「退職金は受け取らない」と発言したことに端を発す「明石市特別職退職金問題」。その後、報酬審議会の答申を受けて、「一転、さかのぼって受け取る」とする一連の問題である。
議会での「言っちゃった」発言のみならず、その後、記者会見までひらいて、意気揚々と「私を含む特別職の退職金はいらない」と公言したものだから、マスコミはとびついた!
その記事を見た全国の善男善女からは、「明石市長はすごい!えらい!」との拍手喝采が寄せられた。
全国の自治体の中には、議会において、「明石の北口市長はこのように発言されている。わが、○○市長も返上すべきではないか」なんていう質問もなされているかもしれぬ。
それほど、影響力のあった発言であった。

その後行われた市長選でのマニフェスト「活き活き明石55ビジョン」では、「改革」との大項目において、ビジョン54の中にこのようにかかれている。
改革
<ビジョン54>「基金に依存しない財政構造の構築」
国の交付税改革の影響を受けて、本市の財政はかつてないほど厳しい状況にあります。平成17年度に策定した行政改革実施計画を見直して実施し、平成22年度からは基金に依存しない財政構造を構築します。
市長などの特別職の退職金については、学識者や市民など広く衆知を集め、恒久的制度を確立します

そして、市長選に圧勝し、現在がある。
昨日の議会答弁では、「退職金辞退問題は公約にあげていないが、そう勘違いし、投票した方にもうしわけない」みたいな発言があったが、どうだろうか。「基金に依存しない財政構造の構築」の「改革」の一環として「特別職退職金問題」に取り組んでいくと読み取れなくもない。

そもそも、「退職金はいりません発言」は、その直後からトーンダウンしていく。
昨日の答弁では「いろいろなかたのご意見をうかがいながら」のところで、ぐっと、言葉が詰まるのだが、その理由は・・・。
その後、繰り広げられた修羅場を思い出して、ぐっとくるものがあったのでしょう。

さて、こうして、この問題は報酬審議会という明石市長の諮問機関にあずけられることになった。
11月13日には、「明石市特別職等報酬審議会」(佐々木 弘会長)より答申が出される。
http://www.city.akashi.hyogo.jp/soumu/jinji_ka/documents/houshuusinngikai.pdf

報酬審議会に関しては、市長の「活き活きビジョン」では、「学識者や市民など広く衆知を集め」とこれは、明記されている。

ところがこの審議会、これほど重要な問題を審議したにもかかわらず、たった、4回開催されたに過ぎない。しかも、一般的に、1回目は顔合わせと、事務局説明。4回目は、答申書案についての説明だから、正味の審議はたった2回である。

報酬審議会について、議会ではこう答弁している。

退職手当の支給を求める特別職報酬等審議会の答申を受け入れた理由は、「客観的にさまざまな角度から審議されており、これを尊重し議会で議論してもらうことが適切と考えた」と説明した。(神戸新聞)

たった4回、正味2回の審議会で、「客観的にさまざまな角度から審議された」と判断する根拠は何か。

根拠を示すためにも、議事録をすべて公開すべきである。

「学識者や市民など広く衆知を集め」とある、その委員は次の通り。

houshuusinngikai2_ページ_7.jpg

 

 

 

 

 

 




 

佐々木会長はじめ、委員の皆さんに、うかがってみたい。どんな、活発な審議がなされたのかを。なぜなら、同審議会は非公開、つまりは密室会議と批判されても仕方がない内容なのだから。

※この続きはあした。「ごめんなさい」の責任の取り方を考えたい。

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このページは、編集オフィスマスダが2008年12月11日 09:55に書いたブログ記事です。

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