明石ブランドは生き残れるか。

今朝の神戸新聞WEBニュースのトップ記事はこれ。

播磨灘のノリ、色落ち異変 価格昨年比3-5割安
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000810518.shtml

全国二位の生産量を誇る兵庫県産のノリの入札価格が、前年比三-五割も暴落している。・・・・ノリを手がける県内約四十漁協のうち坊勢(姫路市)、飾磨(同)、赤穂など西播磨の八漁協が近く生産を打ち切る予定で、他の漁協でも一時休止などの動きが広がっている。

というもの。「明石のり」が壊滅的打撃を受けている。
明石総局発の記事だ。

明石市の第4次長期総合計画、165頁「漁業の振興」によると、海苔養殖には、明石の漁師さんの約5割が従事しており、本市の基幹漁業として、漁家所得の向上と安定に大きく寄与している、とある。
また、漁業生産額の約70%を海苔養殖がしめている。

「のり」は、おさかなのまち・明石を支える全国ブランドなのである。

ところが、黒くならない。
今年のノリは、色落ちといって、元気のない葉のような、茶色と黄緑の間のような色にしかならない。
これじゃあ、売り物にならないわけで、入札価格が暴落。
採算割れで、ついに、西二見漁協では生産休止にふみきった。
これからが書き入れどきという時期に。

色落ちの原因は、海中の栄養不足。
当初から言われていたことだが、下水の完備なんかも理由として考えられるだろう。

原因を特定できないと、色落ちが続くことになる、
それは、明石の漁業にとって壊滅的なのではないか。

海苔の養殖というのは、ビックリするくらい、機械化が進んでいる。
いわば、工場。
それだけ、漁師さんは、設備投資をしているわけで、私の友人なんかは、すでに1億を超える借金があるといっていたくらいだ。
明石海峡大橋の漁業補償を見込んで、莫大な投資をした人もいる。
そこへきて、ここのところの原油高。
大量に必要な水の負担もばかにならない。

明石の漁師さんの半分が従事する海苔養殖。
しかも、設備投資で大きな負債を抱えている人も多い。

さらに、昨年来の、食品偽装に関連する「原産地表示」への消費者と、公的機関の厳しいチェック。
明石ブランドは今、大きな危機に直面しているのではないだろうか。

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このページは、編集オフィスマスダが2008年1月23日 10:59に書いたブログ記事です。

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