震災のわが家の記録、なくなりました

わが家では今日、朝から一悶着あった。
 
「兵庫県住宅再建共済制度」の更新用紙が来ていたので、この際に震災関連の資料を整理しておこうとファイルを探した。
ところが、あるべき場所に、あるべきファイルがない。
 
「あれ、知らん? 地震関連の資料」
と尋ねる私に、主人が言う。
「ないで」
「無いって、ほかしたん?」
と、まさかと思いつつ聞く。
「ああ、いらんやろ」
 
「へ~。。。無いって、ほかしたって、罹災証明とか、写真とか、家の修繕記録とか、も?」
「ああ。いるん? なんで。いるん?」
 
なんでいるといわれても、そりゃ、必要な理由なんて無い。
記録だけは残しておかなくてはいけないでしょう、という、私の気持ちだけ、それが理由。
 
というわけで、わが家から、震災の記録が無くなってしまった。
もう、記憶の中にしかない、震災。
 
記憶を語り出すと、また長くなる。
愚痴も出る。
 
あのとき、年少で、タンスの下敷きになってうなっていた子が、大学受験。
おむつをさがして、町中走り回らなきゃいけなかった子が、高校受験。
 
資料? そんなもん、いらんやろ。
確かに。
「男は未来志向」なのかもしれません。
 
 

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このページは、編集オフィスマスダが2008年1月14日 13:30に書いたブログ記事です。

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